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【namiのスキンケア教室♪ 】

梅雨入りしたと思ったら、夏のような暑さと日差し。まだ6月なのにこの暑さでは、長い夏になりそうで今からため息が出ちゃいますね。
今年の梅雨は、大雨が降る日と晴れる日がはっきりしているとの予報のようなので、例年より少し早めにしっかりとした紫外線対策や角質ケアをする必要がありそうです。

日差しが強くなると、肌は紫外線から自らを守るために表面の角質層を厚くしてガードします。これが、初夏のくすみの原因のひとつになります。角質層とは表皮の一番上にあり、ターンオーバーによって剥がれ落ちる部分のことです。保湿やバリア機能などの重要な役割のある表皮の中でも、キメを整えたり、外的刺激から守る役割があるとても重要な部分です。しかし、角質が剥がれ落ちず溜まってしまうと、毛穴を塞いでしまい皮脂がスムーズに排出されずに詰まってしまい、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなります。

角質は肌表皮のいちばん奥にある基底層から作られ、成長しながら上へ上へと押し上げられます。やがて角質層の表面で自然に剥がれ落ち、それがスイッチとなり新しい細胞がまた生まれます。約28日の周期で起きるこの肌の新陳代謝を「ターンオーバー」というのですが、不調や加齢、紫外線やストレスなどが原因でターンオーバーが乱れると古い角質がたまって固くなり、くすんだりゴワついたりします。潤いも浸透しづらくなるのでさらに代謝が滞るという悪循環に。肌が暗いと感じたら角質が厚くなっているサインです。

古い角質は、細胞の整列が乱れて一部がめくれ上がったりするため、その隙間から潤いが逃げて乾燥しやすくなります。40代以降はターンオーバーが低下することで古い角質がたまりやすくなるので、くすみやシワが目立ちやすくなります。でもくすみやごわつきが気になるからと言ってゴシゴシ強く洗ったり、即効性を求めてお肌に負担のかかるような間違ったケアをするのはNG。朝晩の洗顔やお風呂でのクレイパックなど、お肌にあまり負担のかからない角質ケアを毎日コツコツ続ける事でターンオーバーを整えていくお手入れがおすすめです。

角層は光を跳ね返すレフ板のようなものなので、いかに角層を整えるかが透明感を決めると言っても過言ではありません。角層が整うことでお手入れがしやすくなり、保湿力もグンとアップします。保湿されたお肌はバリア機能が高まり紫外線による影響を受けにくくします。本格的な夏を迎える今の時期から正しい角質ケアを始めて夏に負けないお肌を一緒に育てていきましょう。

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