10月も半分過ぎてやっと秋らしい気候になりました。この時期は夏の紫外線によるダメージが肌に残る一方で、気温や湿度が下がり始めることで乾燥が進みやすい季節です。今、しっかりとお肌と身体のケアをしておくことで、冬本番の厳しい乾燥に備えることができます。

まずスキンケア。夏の間は汗の影響などでお手入れがついつい手薄になっていませんでしたか？これからは化粧水や乳液の入れ方を丁寧に、プラス保湿クリームや美容オイルを取り入れ、水分と油分のバランスを意識した保湿ケアが必要です。日中の乾燥には、ミスト化粧水などでこまめな保湿も効果的です。

また、顔だけでなく身体の保湿も忘れてはいけないお手入れのひとつ。お風呂上がりは肌が水分を失いやすいため、すぐにボディミルクやクリームを塗って潤いを閉じ込めましょう。熱いお湯は皮脂を奪ってしまうため、熱すぎない適度な温度での入浴がおすすめです。

さらに、外側からのケアに加えて、内側からの対策も重要です。水分補給を意識し、ビタミンCやE、オメガ3系脂肪酸など、肌の健康を保つ栄養素を積極的に摂るようにしましょう。

気温差の大きい秋は自律神経が乱れやすく、肌トラブルや体調不良の原因になることもあります。質の良い睡眠をとり、生活リズムを整えることで、肌の回復力を高めることができます。

このように、秋はお肌と身体の“冬支度”を始める大切な季節です。外側と内側の両面から丁寧なケアを重ねて、乾燥知らずの健やかな状態で冬を迎えましょう。