2月から3月にかけて、冬の乾いた空気と春の揺らぎが重なるちょっと繊細な季節。気象庁の傾向でも、この時期は湿度が低く、寒暖差や風の影響で、肌はもちろんのこと、身体・髪なども乾燥しやすいタイミングとされています。
そこで今回は髪や頭皮の乾燥についてのお話。この時期、感じやすいのは髪のパサつきや地肌のつっぱり感。実は原因の多くが「洗いすぎ」。洗浄力の強いシャンプーは、うるおいを守る皮脂まで落としてしまい、かゆみやフケの引き金になることも。やさしい処方のシャンプーを選び、指の腹で“ほぐすように”洗うのがポイントです。髪のパサつきが気になる時はヘアパックもオススメです。毛先を中心に優しく握る感じで馴染ませて、置き時間にシャワーキャップを使うとスチーム効果でよりしっとり仕上がります。
お風呂あがりはスピード勝負。タオルドライ後すぐに毛先にヘアミルクやオイルをなじませ、ドライヤーで乾かすだけでも水分保持力がぐんとアップ。地肌が乾きやすい場合は、頭皮用ローションを数滴つけて軽くマッサージすると、血行も巡って顔色まで明るく見えます。
外側ケアと同じくらい大切なのが、内側のうるおい。タンパク質(卵・魚・大豆製品)は髪の土台づくりに、ビタミンAやEは肌のバリア機能に、青魚のオメガ3は乾燥トラブルのサポート役。春野菜が出始める頃なので、菜の花や新玉ねぎを取り入れて、季節の巡りを体に届けてあげましょう。
まだ冷たい風の中に、ほんのり春の気配。そんな今こそ「守る美容」を。慌ただしい毎日の中でも、少し立ち止まって自分にうるおいをあげる時間、大切にしたいですね。
